CAMACについて解説します。
測定データを得るためには、基本2つのシステムが必要です。1つはデータをネットワークに投げるシステムで、こいつがドライバです。もう1つはネットワークからデータを受け取るシステムで、こいつがanalyzerです。要はこの2つのシステムを実行してやれば良いわけです。そこで、まずはドライバの準備をします。最初にCC/NETにドライバを組み込みます。これは「/etc/init.d/nbbq start」で出来ます。これにはroot権限が必要なようです。次にこのドライバに設定ファイルをセットします。これは「nbbqinst」で出来ます。そして、パソコンでanalyzerを実行します。これは「analyzer &」です。準備が整ったので「nssta」でドライバを実行すればデータが収集されます。後は、溜まったデータをblkmoniterやanapawで見てやればOKです。
補足:ドライバというのは、普通、コンピュータが周辺機器を使うための基本的なプログラムです。なので、上で「ドライバ」と書いたのは、もしかしたら「ドライバとその仲間たち」かもしれないです。
すでに設定ファイルとかがある時の、とりあえずこうすれば動くという具体的な使用方法です。(このページはまだ作ってません。)
ドライバにセットする設定ファイルについての解説です。これを変更することでイベントが起こった時のCC/NETの反応を指定できます。
ANAPAWの設定ファイルについての解説です。これを変更することで生のデータに解析をかけて画面表示できます。(このページはまだ作ってません。)
ADCやTDCなど、CAMACモジュールの簡単な解説です。